🧬 8. グリッドコンピューティング(Grid Computing)
🎯 目的 世界中に散らばっているコンピュータの余っている力(計算能力)を集めて、大きな処理を分担して行う仕組みです。
📍 使われ方(実例)
- 医学研究(新薬のシミュレーション)
- 宇宙の観測データ解析(例:SETI@home)
🕰 技術の背景と変化 2000年前後から、ボランティアのパソコンを使って大規模計算を行うプロジェクトが登場。クラウドや分散処理技術の元祖とも言える存在です。
🌟 役立つところ
- 世界中のリソースを組み合わせて巨大な計算が可能になる
- 費用を抑えて、スパコン並みのパワーを引き出せる
⚠️ 気をつけるところ
- 各参加機の性能・状態に依存する
- ネットワーク速度やセキュリティの確保が難しい
🔁 似た技術との違い → クラスタコンピューティングは近くにあるサーバ同士で構成されますが、グリッドは「遠くにあるバラバラのパソコン」も組み合わせる点が異なります。