🧩 9. クラスタコンピューティング(Cluster Computing)
🎯 目的 1つの大きな仕事を、複数のコンピュータ(ノード)が協力して分担することで、より早く・安定して処理を行うことを目的とした仕組みです。
📍 使われ方(実例)
- 大学や研究機関の計算処理(物理シミュレーションなど)
- ゲームサーバや検索エンジンなど、高負荷に耐える必要があるサービス
🕰 技術の背景と変化 昔は高性能な1台の大型コンピュータを使うのが一般的でしたが、複数の普通のパソコンを並べて連携させる「クラスタ型」の方が安くて柔軟という発想が出てきました。
🌟 役立つところ
- 必要に応じて台数を増やせる(スケーラブル)
- 1台壊れても他が補える(耐障害性)
⚠️ 気をつけるところ
- ノード間の連携(通信)設計が難しい
- 管理や保守に手間がかかる
🔁 似た技術との違い → グリッドは「場所がバラバラ」、クラスタは「同じ場所にまとめて設置」が基本。