OSS(Open Source Software)の出題例(Examples of OSS questions)

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目次

OSSの具体例

OSS問題

OSS (Open Source Software) である Webブラウザ はどれか。

Apache
Firefox
Linux
Thunderbird

解答:イ Firefox
解説:FirefoxはMozilla Foundationが開発しているOSSのWebブラウザです。他の選択肢はWebブラウザではありません。

OSS問題(モバイルOS)

ソフトウェア①~④のうち、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末に使用されるOSS (Open Source Software)のOSだけを全て挙げたものはどれか。

① Android
② iOS
③ Thunderbird
④ Windows Phone

①,②,③
②,④
③,④

解答:ア ①
解説:AndroidはGoogleが開発したOSSのOSで、スマートフォンやタブレットに広く使われています。他の選択肢はOSSでもなければOSでもないもの(Thunderbird)や、商用OS(iOS、Windows Phone)です。

OSS問題

スマートフォンやタブレットなどの携帯端末に用いられている、OSS(Open Source Software)であるOSはどれか。

Android
iOS
Safari
Windows

解答:ア Android
解説:AndroidはGoogleが開発しているOSSのOSです。iOS、Safari、WindowsはOSSではありません。

OSS問題(複数選択肢)

次のOSのうち、OSS(Open Source Software)として提供されるものだけを全て挙げたものはどれか。

a. Android
b. Free BSD
c. iOS
d. Linux

a, b
a, b, d
b, d
c, d

解答:イ a, b, d
解説:Android、Free BSD、LinuxはOSSとして提供されています。iOSはAppleの商用OSで、OSSではありません。

OSS問題(DBMS編)

OSS(Open Source Software)であるDBMSはどれか。

Android
Firefox
MySQL
Thunderbird

解答:ウ MySQL
解説:MySQLはOSSのDBMS(データベース管理システム)です。他の選択肢はDBMSではありません。

OSS問題(記述判断)

OSS(Open Source Software)に関する記述のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

① Webサーバとして広く用いられているApache HTTP ServerはOSSである。
② WebブラウザであるInternet ExplorerはOSSである。
③ ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどを含むビジネス統合パッケージは開発されていない。

①,②
②,③

解答:ア ①
解説:①は正しい記述です。Apache HTTP Serverは代表的なOSSのWebサーバです。②は誤りで、Internet ExplorerはMicrosoftによる商用ソフトです。③も誤りで、OSSのビジネス統合パッケージ(例:LibreOffice)は存在します。

出典:平成30年春期 ITパスポート試験 問78, 平成30年秋期 ITパスポート試験 問81, 令和4年 ITパスポート試験 問63, 令和6年 ITパスポート試験 問97, 平成31年春期 ITパスポート試験 問67, 令和5年 ITパスポート試験 問82

OSSの企業参加

OSS問題(開発主体)

OSS(Open Source Software)に関する記述として、適切なものはどれか。

製品によっては、企業の社員が業務として開発に参加している。
ソースコードだけが公開されており、実行形式での配布は禁じられている。
どの製品も、ISOで定められたオープンソースライセンスによって同じ条件で提供されている。
ビジネス用途での利用は禁じられている。

解答:ア 製品によっては、企業の社員が業務として開発に参加している。

解説:企業が業務としてOSSの開発に関わることは多く、以下が代表的な例です:
✅ Red Hat(Linux)
✅ Google(Kubernetes・TensorFlow)
✅ Microsoft(VS Code・TypeScript)

イ: OSSではソースコードだけでなく、実行形式の配布も自由に行える場合がほとんどです。

ウ: OSSライセンスは ISO(International Organization for Standardization/国際標準化機構)ではなく、OSI(Open Source Initiative)という団体が承認したものです。
また、OSSライセンスには多様な種類があり、すべてが同じ条件ではありません。例えば:

MIT License(Massachusetts Institute of Technology License)
商用利用、改変、再配布が自由です。条件は「著作権表示とライセンス文を残すこと」のみ。

GPL(GNU General Public License)
改変・再配布は自由ですが、配布する場合はソースコードも公開し、同じライセンス(GPL)を適用しなければなりません(コピーレフトの考え方)。

エ: OSSはビジネス用途での利用も広く認められており、商用サービスに組み込まれている例も多く存在します。

出典:令和2年秋期 ITパスポート試験 問96

OSSの有償サポート

OSS問題(有償サポート)

OSS(Open Source Software)に関する記述として、適切なものはどれか。

ソースコードを公開しているソフトウェアは、全てOSSである。
著作権が放棄されており、誰でも自由に利用可能である。
どのソフトウェアも、個人が無償で開発している。
利用に当たり、有償サポートが提供される製品がある。

解答:エ 利用に当たり、有償サポートが提供される製品がある。

解説:
✅ OSSには有償サポートが提供される製品も多く存在します。たとえば Red Hat Enterprise Linux などは、有料のサポート契約を通じて法人向けに提供されています。

ア: ソースコードが公開されていても、その使用や再配布が制限されているものはOSSとは言えません。OSSと認められるには、OSI(Open Source Initiative)の定める条件を満たす必要があります。

イ: OSSは著作権を放棄しているわけではなく、著作権を保持したままライセンスで利用を許可しているのが一般的です。

ウ: OSSの中には、企業が資金・人員を投入して開発しているものもあります。必ずしも“無償”や“個人”だけではありません。

出典:令和3年 ITパスポート試験 問78

OSSの改変、OSSの再配布

OSS問題(メリット)

OSS(Open Source Software)を利用することのメリットはどれか。

開発元から導入時に技術サポートを無償で受けられる。
ソースコードが公開されていないので、ウイルスに感染しにくい。
ソフトウェアの不具合による損害の補償が受けられる。
ライセンス条件に従えば、利用者の環境に合わせてソースコードを改変できる。

解答:エ ライセンス条件に従えば、利用者の環境に合わせてソースコードを改変できる。

解説:
✅ OSS最大の利点の一つは、ライセンス条件を守れば、ソースコードを自由に改変して自分のニーズに合わせられることです。教育・研究・企業でも広く活用されています。

ア: OSSにはサポートがないものも多く、無償の技術サポートは保証されていません。有償サポートは提供されることもありますが、それは製品・契約次第です。

イ: ソースコードが公開されていない=安全ではありません。むしろ、OSSは誰でもコードを検査できるため、セキュリティ上の透明性は高いとされます。

ウ: OSSは多くの場合、無保証(as-is)で提供されます。不具合や損害に対して法的な補償はないのが一般的です。

OSS問題(記述判断)

OSS(Open Source Software)に関する記述a~cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a. ソースコードに手を加えて再配布することができる。
b. ソースコードの入手は無償だが、有償の保守サポートを受けなければならない。
c. 著作権が放棄されており、無断で利用することができる。

a
a, c
b
c

解答:ア a

解説:
a: OSSの大きな特徴は、ソースコードを自由に改変・再配布できる点です(ライセンス条件を守ることが前提)。

b: OSSは一般的にサポートの有償契約は「任意」です。利用にあたって必ず保守を契約する必要はありません。

c: OSSでも著作権は放棄されていません。著作権者が使用・再配布の権利をライセンスとして公開しているだけで、勝手な利用が無制限に許されているわけではありません。

出典:平成29年秋期 ITパスポート試験 問64, 令和5年 ITパスポート試験 問82

OSSのライセンス

OSS問題(ライセンス遵守)

OSS(Open Source Software)に関する記述のうち、適切なものはどれか。

高度な品質が必要とされる、医療分野などの業務での利用は禁じられている。
様々なライセンス形態があり、利用する際には示されたライセンスに従う必要がある。
ソースコードがインターネット上に公開されてさえいれば、再頒布が禁止されていたとしてもOSSといえる。
有償で販売してはならない。

解答:イ 様々なライセンス形態があり、利用する際には示されたライセンスに従う必要がある。

解説:
✅ OSSは OSI(Open Source Initiative) によって認定された多数のライセンス形態があり、利用者はそのライセンスに従って使用・改変・再配布する必要があります。

ア: OSSの利用に分野制限はありません。医療や宇宙開発などの高信頼分野でも利用可能ですが、自己責任が前提であり、品質保証の有無は別問題です。

ウ: ソースコードが公開されていても、再配布が禁じられている場合はOSSとは言えません。OSSの条件には「再配布の自由」が含まれます。

エ: OSSは有償での販売も許可されていることがあります(例:Red Hat Enterprise Linux)。「自由=無料」ではなく、商用も含めてライセンスに基づく自由が認められています。

OSS問題(社内開発とライセンス)

OSS(Open Source Software)を利用した自社の社内システムの開発に関する行為として、適切でないものはどれか。

自社でOSSを導入した際のノウハウを生かし、他社のOSS導入作業のサポートを有償で提供した。
自社で改造したOSSを、元のOSSのライセンス条件に同業他社での利用禁止を追加してOSSとして公開した。
自社で収集したOSSをDVDに複写して他社向けに販売した。
利用したOSSでは期待する性能が得られなかったので、OSSを独自に改造して性能を改善した。

解答:イ 自社で改造したOSSを、元のOSSのライセンス条件に同業他社での利用禁止を追加してOSSとして公開した。

解説:
イ: OSSとして配布するには、元のライセンスの自由性を制限してはいけません。たとえばGPLやMITライセンスのOSSに「同業他社は禁止」などの条件を追加するのは、ライセンス違反です。

ア: OSS導入のノウハウをもとに、他社に対して有償で支援やコンサルティングを提供することは合法かつ一般的です。

ウ: OSSのライセンス条件を守れば、有償で複製メディアを販売することも可能です(実際にRed Hatがこのような形で事業展開しています)。

エ: OSSはライセンス条件に従っていれば、自社で改造し、機能や性能を向上させて使うことが可能です(再配布する場合は注意が必要)。

出典:平成29年秋期 ITパスポート試験 問100, 出典:平成29年春期 ITパスポート試験 問93

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この記事を書いた人

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デジタルの海原を冒険しながら、美食の宝を探し求める探検家です。テクノロジーの世界を舞台に、新しい発見を求めて、キーボードの海を横断。そして、実世界では、隅々まで足を運んで、舌鼓を打つ価値のある美味しいお店を見つけ出します。

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