はじめに
IT分野では略語(アルファベット語)が頻出します。たとえば「AI」「HTML」「IoT」など。これらの用語のフルスペル・日本語解説・英語解説を一括で整理し、画像リンクまでつけられたら便利です。
この記事では、Googleスプレッドシート + GPT Workspace を使って、以下のような自動一覧表を作成する方法を紹介します。
🔧 Step 1: GPT Workspace をインストール
- Googleスプレッドシートを開く
- メニューから「拡張機能」→「アドオンを取得」
- 検索欄に「GPT Workspace」と入力してインストール
- Googleアカウントで権限を許可
- メニューから「拡張機能」→「ChatGPT for Google Slides Docs Sheets」→「Start」
📄 Step 2: スプレッドシートの構成
次のような列を用意します:
No. | 用語 | フルスペル | 日本語解説 | 英語解説 | 画像検索URL |
---|---|---|---|---|---|
1 | IPv4 | ||||
2 | MNO |
🧠 Step 3: GPT関数で用語の情報を自動生成
3-1. フルスペル(Full Spell)を取得
=GPT("IT用語『"&B2&"』の正式名称(フルスペル)を、正しい英語で完全に書いてください。")
3-2. 日本語での簡単な解説
=GPT("IT用語『"&B2&"』とは何か、かんたんな日本語で説明してください。")
3-3. 英語での簡単な解説
=GPT("What is '"&B2&"' in IT? Explain it in simple English.")
🖼 Step 4: 用語からIT関連の画像検索URLを作成
略語そのもの(用語)を使い、IT関連の画像検索結果に誘導するURLを自動生成します。
="https://www.google.com/search?tbm=isch&q=" & SUBSTITUTE(B2, " ", "+") & "+IT"
🔍 補足
SUBSTITUTE(B2, " ", "+")
:スペースを「+」に変換(検索URLで必須)+IT
:検索結果がIT関連に絞られるよう調整
🚀 まとめ
GPT WorkspaceとGoogleスプレッドシートを組み合わせれば、IT用語の解説・フルスペル・画像リンクを一括で生成できます。教材作成、用語集の整理、社内教育など、幅広く活用できます。